LPGA女子ゴルフツアー「ロッテ選手権」に日本の精鋭6選手が出場! 勝みなみ、 山口すず夏、意気込みを語る
日本時間の4月18日(木)~21日(日)に米・ハワイのコオリナGCにて開催される「ロッテ選手権」に、日本の精鋭6選手が出場する。
畑岡奈紗 写真/GettyImages
LPGAを主戦場とする米ツアー組からは今季早くも同ツアー通算3勝目を挙げた日本のエース・畑岡奈紗を筆頭に、上原彩子、横峯さくら、野村敏京の4人が参戦。今回はさらに国内女子ツアーで活躍する勝みなみがスポンサー推薦で初出場、そして大型ルーキーとして期待される山口すず夏の出場が決定した。
上原彩子 写真/GettyImages
勝は2014年、アマチュア出場ながら当時国内女子ツアー史上最年少となる15歳293日で優勝を果たし、一躍将来を嘱望される逸材として同世代の象徴的な存在となった。後に勝と同じ1998年生まれ世代の選手たちは『黄金世代』と呼ばれるようになり、現在では国内女子ツアーを席巻するほどの存在感を放っている。高校を卒業した2017年にはプロテストに一発合格。翌2018年にはプロ初優勝を遂げるなど、名実ともに黄金世代の筆頭として成長。プロ転向後、日本以外で開催されるLPGAツアーには初出場となるだけに、そのプレーに注目が集まることは必至だ。
現在18歳の山口は中学3年生だった2015年、日本人史上最年少(14歳341日)でLPGAのメジャー大会の中で最も権威ある「全米女子オープン」への出場を果たし、当時から『スーパー中学生』として大きな注目を浴びていた稀有な才能の持ち主。昨年行われたLPGA予選会を見事に勝ち抜き、今季のツアー出場権を獲得。今年晴れてプロ転向し、2003年の宮里藍、2016年の畑岡奈紗に続く、史上3人目となる女子高生プロの誕生も大きな話題となった。
ともに2020年の東京五輪出場を目標に掲げている勝と山口。獲得ポイントの高いLPGAツアーで上位に入れば、選考基準である世界ランキングの上昇にもつながるだけに、両者の今大会への意気込みは想像に難くない。
横峯さくら 写真/GettyImages
野村敏京 写真/GettyImages