一石二鳥どころか三鳥も四鳥も、レジェンド名投手の名前がつけられた偉業「マダックス」とは

タグ: , , , 2023/5/5

 その前年、2021年シーズンも3投手が「マダックス」を達成した。ヤクルト・小川泰弘、楽天・早川隆久、阪神・高橋遥人がその名を刻んだ。

 本家マダックスは13度も記録したわけだが、実はNPBの現役選手では複数回達成した投手は一人もいない。少ない球数で抑えるためには、高い奪三振能力よりも、打者を打ち取る投球術や、精密な制球力が求められる。高い能力が結集した称号でもあるのだ。

 相手チームが三振を嫌い、追い込まれる前の早打ちをしかけてくるなど、左右する条件はさまざま。もちろん時の運も左右する。そして試合時間短縮が大きな球界の課題とされている中、省エネ投球は時短にも効果的だ。少ない球数で終えることで、次戦へ向けたリカバリーも相対的に軽くすることができそうで、一石二鳥どころか三鳥も四鳥もある。

 次なるマダックスが生まれるのはいつか。メジャーリーグを彩った伝説のレジェンドの名前とともに、その偉業は引き継がれていく。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】驚異の”25打数13安打”!絶好調の吉田正尚を米メディアが絶賛「最高の選手になる可能性がある」

【関連記事】「バカげた記録を加えた」大谷翔平の”圧巻13K”に米老舗誌も脱帽!快挙も達成「5回以下13奪三振は1901年以降で4人目だ」

【関連記事】「首を振っても許してくれなかった」巨人のレジェンド左腕・内海哲也氏が語る「最強の女房役」とは

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム