テレビのスポーツニュース報道「日本プロ野球よりメジャー」は今後も不変なのか

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 プロ野球ファンにとっては厳しい現状ですが、「例外」のニュース番組もあります。

 「日曜朝のTBS『サンデーモーニング』です。この番組において、スポーツコーナーは数字が取れる重要コンテンツ。その始まりは必ず日本のプロ野球から始まり、1週間の話題をうまくまとめて報じています。このコーナーを張本勲さんが長らく牽引したことも、『プロ野球びいき』の理由かもしれません。番組内における落合博満さんや中畑清さん、上原浩治さんらの発言はすぐにネットニュースとなり、『PVが落ちる』とされる日曜日のスポーツ系メディアのPV数を下支えしているのが現状です」(前述の関係者)

 それでは過去のように、プロ野球情報を地上波のスポーツニュースで仕入れることは今後、叶わぬ夢なのでしょうか。

 そんな問いに、前述の関係者は言うのです。

 「徳光さんの発言には、どこか巨人戦が地上波のゴールデンタイムを彩り、連日のように視聴率20%超を取っていた時代に対する、郷愁が感じられます。しかし現在、プロ野球は好きな人が自らアクセスして楽しむ、サブカルチャーと言っても過言ではありません。価値観が多様化する令和の世の中において、プロ野球は決して『世間の共通認識』ではないということです」

 となると今後、ニュース番組のスポーツコーナーにおいて、プロ野球の話題がメジャー情報を凌駕することは考えにくいでしょう。

 一方で国内の各球場は日々、満員の観衆で埋め尽くされています。パ・リーグの各球場に閑古鳥が鳴く中でも、地上波でしっかりと各球場の経過が報じられた時代が懐かしい…。年配のファンがそう考えてしまうのも、決して不思議ではないのです。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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