阿部巨人4季ぶりV奪回の課題にも 「守備の名手」に何が?2年目内野手に起きている"異変"とは
門脇は今回の阪神2連戦で3失策を記録。門脇といえば、昨年ルーキーイヤーでまず頭角を現したのが、安定した守備力にあった。
球際の強さ、安定したスローイングや俊敏な動きなど首脳陣に認められ、ついにはチームの「聖域」だった坂本勇人が長く守っていた遊撃コンバートを決断させた。
しかしその門脇はここまでセ・リーグ遊撃手部門でリーグワーストとなる「12失策」(1日現在)を記録。力強い守備で再三、チームを盛り立てている一方で、1日の試合においては森下の打球をファンブルするなど、丁寧さに欠くプレーも目だっている。
打撃面でもここまで105試合に出場し、打率「.234」、0本塁打、13打点と低迷。シーズン当初は門脇にクリーンアップを任せる構想もあったが、現在は下位の打順にとどまっている。何といってもシーズン終盤の優勝争いにおいては、ワンプレーの重みが増すとあって、大事な遊撃ポジションにおいては取りこぼしないプレーが求められそうだ。
今季は背番号「5」も託され、レギュラー定着へと期待された若武者がし烈な優勝争いで存在感を示せるか。今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】脅威の「.350」巨人の若武者が覚醒間近か 2年目の進化を球界OBも評価「大人になった」
【関連記事】巨人、2人目の救世主になれるか ハングリーな格安助っ人がトレンドなワケ
【関連記事】来日してなかったら巨人は今季終了していた!? 途中加入助っ人・ヘルナンデスの「次なる野望」