【巨人】中田翔復帰でも守られる「スーパールーキーの名前」
ルーキーながら守備での貢献が光っている門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
最強布陣そろうか。右太もも裏の肉離れで戦線離脱していた巨人・中田翔内野手が25日の試合から一軍に合流する。
中田は5月4日のヤクルト戦(東京ドーム)のプレーで右脚を負傷、その後、脅威的な回復力を見せ、24日のBC埼玉武蔵との3軍戦(ジャイアンツ球場)に出場。安打こそ出なかったものの、守備の動きなどにおいても問題ないという確認ができたことで、待望の一軍復帰となりそうだ。
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離脱前までの成績は28試合で打率・301、7本塁打、15打点。目をかけている弟分の秋広優人も好調をキープしており、中田復帰による相乗効果が早くも期待されている。
そして気になるのは、三塁守備で好守を連発しているドラフト4位ルーキーの門脇誠の存在にもある。
門脇といえば、中田翔離脱に伴って、岡本和真が一塁に回ったことにより、三塁を守ることになった。その中で好守を連発、特に首脳陣をうならせたのは17日のヤクルト戦(神宮)のプレーだった。
「8番・三塁」で先発出場した門脇は8回、5―3と2点差に迫られ、なお8回一死一、二塁のピンチの場面。オスナの強烈な三塁線のゴロを三塁ベース後方で捕球すると、二塁を守る吉川尚輝に素早く弾丸送球。併殺を完成させ、ヤクルト反撃の芽をつんだ。
この守備に関して原監督は「深い位置を守ってあれをゲッツーにできるのはすごいですね。肩も強いしね。見事だと思います」と絶賛の嵐、野球評論家の間でも改めて門脇の守備に称賛の声が高まったプレーとなった。