「最も劇的なものとして語り継がれる」西郷真央のメジャー初Vに賛辞止まず 米メディアも激賞「安定感と粘り強さで勝ち取った」

西郷は大会の優勝者恒例の池へのダイブを行った(C)Getty Images
米女子ゴルフのメジャー初戦・シェブロン選手権は現地時間4月27日(日本時間28日)、米国テキサス州のカールトンウッズ・クラブ(6911ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位から出た西郷真央(島津製作所)が5選手によるプレーオフを1ホール目で制し、米ツアー初優勝を飾った。
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日本女子5人目(6度目)のメジャー制覇は、最後まで繰り広げられた激戦を勝ち抜いた23歳により、成し遂げられている。
通算7アンダーで5人が並び突入したプレーオフ。キム・ヒョージュ(韓国)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、イン・ルオニン(中国)、リンディ・ダンカン(米国)とともに西郷も、18番でのパー5で始まったプレーオフ1ホール目に挑んだ。
3打目のアプローチで西郷がきっちり寄せると、そこから他の4選手のバーディーパットが何れも外れるという思わぬ展開に。最後に残った西郷はパットを見事に沈め、優勝を決めた。緊張感に包まれた戦いを制した西郷は、ウイニングパットを決めた瞬間、小さく右こぶしを握り、その直後に満面の笑みや涙も浮かべ、喜びを表現していた。
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