楽天退団 注目集める田中将大の「背水の陣」の行方 鍵を握る「復活ポイント」とは

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 そこで注目される指標の一つが直球の球威だ。田中の若いころといえば、150キロ超の直球と変化球のコンビネーションで打者をねじふせてきた。

 ただ日本に帰国後は年齢も重ねたことで、変化球を中心に打たせて取る、軟投派にスタイルチェンジ。現在は手術の影響もあり、直球が140キロ後半にとどまっているが、少しでも球速をあげられれば、投球の幅も広がる。

 お手本になるような、他球団の選手もいる。今季35歳シーズンで15勝をマーク、セ・リーグ最多勝に輝いた巨人の菅野智之といえば、近年はコンディション不良に苦しむ時期も長く、低迷が続いた。

 しかし復活を果たした今季はもう1度身体を鍛え直し、キレを取り戻すと代名詞のスライダーとともに、直球に力強さが出てきたことで勝ち星を積み重ねたといわれる。

 田中にもキャリアに応じた投球の引き出しがあり、軸となる直球の球威球速が戻れば、復活につながると期待されている。

 果たして杜の都を離れる背番号18の新天地はどことなるのか。今後も去就が注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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