阪神高卒6年目、24歳左腕リリーバーは「Wストッパーもいけそうだな」圧巻のクロスファイア 11試合連続無失点 驚異の0.81「本当に覚醒している」
及川はこれで11試合連続無失点、防御率0点台と好調を維持している(C)産経新聞社
セ・リーグ首位の阪神は8月6日の中日戦(バンテリン)に3-2の逆転勝利。
鉄壁の救援陣の活躍が光った。打線は相手先発、柳裕也を打ちあぐねる中、1-2の7回からは左腕の桐敷琢馬が登板。
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昨年70試合登板のタフネス左腕がわずか9球で中日打線を封じ込めると8回には主砲、佐藤輝明の適時打が飛び出し、2-2の同点にこうなると虎のペースだ。
8回からは剛腕、湯浅京己が登板。強打のジェイソン・ボスラーを右飛に仕留めるなど、ここも無失点でつなぐ。湯浅はこれで10試合連続無失点の快投。
さらに9回は前夜も登板した左腕、及川雅貴が登板。一死から捕手の石伊雄太を歩かせ、二死二塁のピンチを迎えるも代打のブライト健太を144キロ直球でしっかり中飛に仕留め、0でつなぐ。
すると延長10回に打線が一死満塁から大山悠輔への押し出しで勝ち越しに成功。3-2で迎えた10回裏はこちらも剛腕、石井大智が締めて、今季5セーブ目をマークした。
石井はこれで36試合連続無失点、指揮官、藤川球児監督が06年に樹立したセ・リーグ記録にあと2と迫った。
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