クロアチアに負けた日本代表の問題点を大物OBが指摘!「はっきりとしたメッセージが欲しかった」
その後、松井氏から後半の戦い方をどうすべきだったかを問われると「俺はもう1点を獲りに行ったらよかったと思うんですよ」として、さらに「(選手交代による)はっきりとしたメッセージが欲しかった」と見解を述べている。
また、大会を通してウイングバックとしての起用が続いた三笘薫についても「今大会をみても三笘からチャンスを作っていた。(クロアチア戦でも)ハーフウェーラインから高い位置でプレーさせた方が絶対良いと思った」と語っており、加えて3バックのまま変わらなかったシステムも「試合の流れや状況での可変が出来なかった」と指摘した。
一方で、敗退後も各方面からさまざまな異論を呼んだPK戦に関しては「特にないですよ。『決められなかった』『相手のキーパーも上手かった』そこだけなんで」と言葉を並べながら「PK戦の前に試合を決めるべきだった。もっと勝負に出ても良かったのかなと思ってますね。結果論ですけど」と心境を吐露している。
攻撃面において、積極的な姿勢が勝負どころで足りなかった点だと分析する前園氏。これまでも語られてきた、自らが主導権を握って相手ゴールに迫るサッカーを構築することが、この4年間の大きな課題となるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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