マイナーで電撃コンバート? なぜ吉田正尚は一塁守備練習をこなしたのか 米地元メディアが伝えた“球団の事情”「我々が頼んだ」

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 吉田が一塁を守るのは、メジャーはもちろんオリックス時代もゼロで、高校時代にまでさかのぼる必要がある。そのため、練習ではあったものの、“衝撃的なコンバート”の可能性があるのかと一部で注目を集めた。

 実際、レッドソックスは一塁の穴埋めが急務となっている。開幕からレギュラーだった若き主砲のトリストン・カサスが左膝の膝蓋腱断裂を追って5月から長期離脱。さらにカサス離脱後に一塁を任せようとしたラファエル・デバースが起用法を巡って対立し、ジャイアンツとのトレードで電撃退団していた。

 そうした背景を考えれば、吉田に一塁手を任せようというのは、必ずしも「完全にありえないアイデア」とは言い切れない。

 ただ、球団首脳陣の間で一塁手への完全コンバートのプランは現時点で具体化はしていないという。「球団の考えを知る関係者」による情報を伝えた地元ニュースサイト『Mass Live』は「レッドソックスはヨシダのリハビリ期間中、時間がある限り一塁で『軽い練習』をさせる計画だが、基本的には指名打者と外野の練習を優先する。現時点でマイナーリーグでも一塁手として試合に出場する可能性は低い」と断言。さらにアレックス・コーラ監督の見立ても伝えている。

「マサが一塁手で先発することを今は考えていない。マイナーで練習したのは、ただゴロを捕っているだけだ。緊急事態に備えて、慣れているだけとも言えるね。彼はしばらく前からそれをやっている。我々が2週間前ぐらいから彼にそれをやるように頼んだのだが、彼はすぐに『ああ、やるよ』と言ってくれて、5分後には一塁手用のミットを注文し、ゴロを捕り始めていた」

 あくまで“有事”に備えてのものだと言う吉田の一塁守備練習。メジャー昇格に向けた段階が進んでいく中で、実戦の場でお披露目される可能性は低そうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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