ヤ軍との大一番で1HR、4打点の爆発! “快挙”もやってのけた吉田正尚にNY紙も脱帽「隙を見逃さなかった」

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鮮やかなスイングでホームランを放った吉田。その打棒に賛辞が集まった。(C)Getty Images

 日本球界屈指のスラッガーのギアがふたたび上がってきた。

 現地8月18日に、敵地で行われたヤンキース戦に吉田正尚(レッドソックス)が「4番・左翼」で先発出場。初回に放った今季13号の3ランホームランを含む4打数2安打4打点の活躍で、8-3の大勝に大きく貢献した。

【動画】吉田正尚、ヤンキース戦で豪快弾!宿敵相手に見せつけたアーチをチェック





 これぞ4番と言える出色の働きだった。初回に1点を先制してなお無死一、二塁で迎えた第1打席では、相手先発ジョニー・ブリトーの投じた甘く入った89.9マイル(約144.6キロ)のチェンジアップを強振。右中間へとかっ飛ばす一発をマークした。

 7月25日のブレーブス戦以来、出場19試合ぶりの一発で勢いに乗った吉田は、その後も魅せた。2回1死一、二塁で迎えた第2打席には、絶妙なバットコントロールで外角への97.3マイル(約156.5キロ)の2シームをはじき返し、三遊間を破るタイムリーヒットを記録。早々に試合の趨勢を定めるような打点を挙げた。

 本拠地に集ったヤンキース・ファンからも痛烈なブーイングがこだました。それは裏を返せば、吉田の存在感が強まった証でもあった。

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