去就混迷の吉田正尚 指揮官は外野起用を示唆も放出の可能性も途絶えず「トレードの噂の中心にいる」
だが一方で、「ただし、これらはすべてヨシダが開幕までにチームに残っている場合の話だ。レッドソックスは今オフシーズン、右打ちの打者の補強を明確な優先事項としており、現状のロースターには左打ちのレギュラー選手が多い」として、背番号7のトレード放出となる可能性に言及。「ヨシダがトレードの噂の中心にいる」などと評しながらも、「現時点では、他球団がヨシダに関心を示しているという報告は少なく、契約残り3年、5580万ドルという条件の引き受けに難航しているようだ」と綴っている。
その上で、シーズン途中での放出も選択肢となり得ると主張する。同メディアは、「少なくとも2025年の開幕時点ではヨシダをチームに残し、価値を高めた後でより有利なトレードを模索する方が理にかなっている可能性がある」などとも論じている。
またトピックでは、吉田本人による、「トレードは自分でどうこうできることではない」と語ったコメントも紹介されている。移籍、残留と、それぞれの可能性とともに、先行きが不透明なまま吉田は新シーズンを戦っていくことになるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】吉田正尚に吹く“逆風”…FA資金捻出のための「放出要員」と米報道 残留でも「ベンチ要員」の可能性
【関連記事】吉田正尚とアレナドの“1対1トレード”を米記者が推奨 レッドソックスは「外野手の混雑を解消できる」「追加負担を受け入れる可能性も」
【関連記事】ヌートバーが“年俸調停”へ カージナルスと契約合意に至らず「公聴会」で決着 昨季はケガの影響で苦しむ