「野村の考え」+「仰木マジック」=ロッテ吉井新監督!名コーチは名監督になれるのか

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(C)Getty Images

 ロッテの来季監督に吉井理人(まさと)氏(57)の就任が決まった。投手育成手腕は球界屈指のコーチとして知られ、昨季までは佐々木朗希の育成プランを実行し、入団3年目に完全試合を達成する土台を作った。投手ファーストの立場を貫き、監督との衝突もいとわない「プロ中のプロ」と呼ばれる一流コーチが、監督業に初挑戦。「これまでコーチとしての役割で勉強しながらやってきたが、全体のマネジメントを任される立場になる。身が引き締まる思い」と語った。

 現役時代は投手として日米7球団を渡り歩き、通算121勝をマーク。その間、さまざまな指揮官のもとで学んできた。なかでも影響を受けたというビッグネームがいる。入団した近鉄で最初に出会ったのが仰木彬監督。移籍したヤクルトでは野村克也監督と、タイプの違う名将のもとでプレーした経験が、指導者としての礎となっている。

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 仰木監督の采配によるチームの活躍は「仰木マジック」と呼ばれたが、吉井氏も実際に体感した1人だ。1軍に定着できていなかった3年目、監督就任前のヘッドコーチだった仰木氏から「来年いいところで使うからな」と突然言われた。その言葉をきっかけに猛練習に励むと、翌年クローザーに抜てきされて大活躍した。「言葉を巧みに使って人を動かす。選手のモチベーションを高めるようなコミュニケーションをとって采配に生かすことができる監督」と吉井氏は感じた。

 野村監督の第一印象は「面倒くさいおっさん」だったという。ふがいない投球をしてはボヤかれる。だが次第に、イメージは変わった。「情に厚い人で、選手の要望をよく聞いてくれた。失敗した場面でまた使って、取り返すチャンスをくれた。『信頼している』と口では言わない。起用法で監督から信頼されているとわかると、選手のモチベーションは上がる」。仰木監督とまた違うアプローチの仕方も吸収した。

 野村監督の代名詞である「ID野球」にも心酔し、自分なりの解釈も加えてコーチ業に生かした。吉井氏はコーチとなり、日本ハムでダルビッシュ、大谷翔平を手がけ、ソフトバンクでは千賀の飛躍にも一役買った。行く先々で投手陣を整備し、チーム順位も12シーズンで優勝4度、Aクラス10度と好成績を収めている。

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