フェルスタッペンの来季カーナンバーは「33」ではなく「3」 元同僚のリカルドから使用許可もらう
フェルスタッペンは来季、再びチャンピオンとなれるだろうか(C)Getty Images
今季までチャンピンナンバーの「1番」でF1を戦ったレッドブルのマックス・フェルスタッペンが来季は元の車番「33番」に戻さず、新たに「3番」を使用することになった。チームメートだったダニエル・リカルドが現役時代に付けていた番号で、本来は着用期間の規定で来季は使用できないことになっていたが、米スポーツ専門局『ESPN』によると、リカルドから使用許可を得たという。
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今季までF1のカーナンバーはチャンピオンナンバーの「1番」を除いてデビューから固定制だったが、来季から変更できることになった。ただし、空き番号の期間が2年以上に限られるという。
リカルドの最後のF1出場は2024年9月のシンガポールGPでまだ1年3か月しか経過しておらず、「3番」は規定上は自由に使えないことになっていた。そのため双方の話し合いで同意を取り付けて変更に至った。
フェルスタッペンは動画配信サービス『Viaplay』のインタビューで「僕の好みの数字は『1番』を除けば、ずっと『3番』だった。『33番』も悪くはなかったが、僕は3が並ぶよりも1つだけのほうがいいんだ」と語っていた。F1にデビューする前年の欧州F3時代は「30番」で、その年のF3マカオGPは「5番」だった。
カーナンバーが選手ごとの固定制になったのは2014年から。それまでは前年のコンストラクターズランキングに基づいて数字が割り当てられていた。1995年までは慣例的に各チームが固定した数字がつけ、フェラーリは「27番」。ウィリアムズが「5番」「6番」。ティレルが「3番」「4番」などで出場した。「13番」は不吉な数字とされ、欠番となっていた。





