“ロウキフィーバー”の裏で締結した必然の契約延長 MLSで声価を高める36歳、吉田麻也に集まる賛辞の声「マヤは体現者だ」
チームの年間最優秀ディフェンダーに選出された一方で、主将としてチームのメンターとしても活躍。貢献度の高さを考えても、再契約はもはや必然ではあった。実際、クラブの上層部からの信頼は厚く、公式サイトでコメントしたウィル・クンツGMは「マヤは加入して以来、素晴らしいリーダーであり、チームメイトであり、ギャラクシーの選手であることの体現者だ。彼の性格、競争心、一貫性がMLSカップ優勝の基盤だった」と絶賛している。
今回の契約は、地元メディアでもクローズアップされている。日刊紙『Los Angeles Times』は、LAギャラクシーにとって吉田との契約延長は「今オフの議題であり、重要なタスクだった」と指摘。「彼の給与をリーグの設ける上限内に収められないのではないかという懸念もあったが、交渉は上手くいった」と伝えた。
無論、吉田にとって新シーズンは連覇が目標となる。世間が佐々木朗希や大谷翔平、山本由伸らロサンゼルスを拠点に球界を賑わせる日本人に関心を寄せる中、同じ国で戦いを続けるサムライディフェンダーにも注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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