【女子バレー】惜敗のイタリア戦で石川真佑が痛感 トップレベルの勝負は「細かいミスがやはり左右する」

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 イタリア代表に名前を連ねるような選手たちの高さやパワーをリーグ戦で体感してきた彼女たちは、この試合でもその成果を確かに感じせた。福留や石川は相手のサーブを拾い上げ、チームがブロックディフェンスを敷くなかで強打レシーブを繰り出す。また石川は相手ブロックがぴったりとついてくる苦しいシチュエーションでも「攻める気持ちと、ブロックが高いので下に打たないように通過点を意識しながら」、しっかりとコースを打ち分けて得点を重ねた。

 もちろんすべてがうまくいくわけはなく、ブロックシャットやサービスエースを浴びる場面もあり、最後はアタックを打った石川のタッチネットで試合は決着している。「細かいミスがやはり勝負を左右するなとあらためて感じました」と石川も受け止めていた。

 とはいえ、パリ五輪MVP&ベストオポジットのエゴヌや同大会ベストミドルブロッカーのアンナ・ダネージらを擁した世界ナンバーワンチームに肉薄したのはまぎれもない事実だ。新体制1年目で好スタートをきっている女子日本代表、その中心には自身の経験値を代表活動に還元する石川キャプテンの姿がある。

[文:坂口功将]

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