「ダービーの前日が1番幸せな日」 爆笑問題、田中裕二が語る「思い出のダービー馬」
芸能界を代表する競馬好き芸人とダービーとの出会いは意外に思えるほどあっさりしたものだった。そこから競馬にはまるのは2年後、1990年の天皇賞・秋でのオグリキャップの敗戦、翌週の菊花賞で信じて疑わなかったメジロライアンの敗戦がきっかけだった。
ーーそのころには僕の周りも競馬ブームになっていて。実は僕は穴党だと思われてるけど、そもそもはスターホースを応援するのが好きだったんです。オグリもライアンも「絶対でしょ」と思ってたら負け。それで熱くなっちゃって、ライアンが負けた菊花賞の翌週から、専門誌の競馬ブックを毎週買うようになって、それがいままで続いています。穴党のイメージは確実に東スポでの予想がきっかけだね。2007年皐月賞(ヴィクトリー)での大穴(800万円的中)とかね。
競馬の魅力にはまって約35年。サクラチヨノオーから始まったダービーが今週末、またやってくる。
ーーもうずっと言ってるけど「ダービーの前日が1番幸せな日」ですね。季節もいいんだよね。東京競馬場の芝の緑も鮮やかだし、日の光もいいし、流れる風も気持ちいい。やっぱりダービーは特別だよね。
【たなか・ゆうじ】
1965年1月10日生まれ。東京都出身。1988年に相方の太田光とお笑いコンビ「爆笑問題」結成。いまもなお、漫才師としてトップを走る。趣味の競馬では2025年4月に競馬番組「ウイニング競馬」MCに就任。事務所の後輩たちが活動する「タイタン競馬部」では名誉顧問を務める。
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