「支払うなら成功しなければ…」ぜいたく税2位メッツに米メディアが辛辣批判 世界一連覇との“決定的な差”「ドジャースは賢く使ってきた」
メッツは、年俸総額3億4667万456ドル(約545億円)、ぜいたく税9160万ドル(約144億円)と、ドジャースとはかけ離れた数字ながらも、全30球団中2位の金額が算出されている。その中で同メディアは、今季プレーオフ進出も逃すという結果に終わったメッツの戦いぶりから、「オーナーのスティーブ・コーエンが惜しみなく資金を投じてきた過去4年間で、税負担の総額は3億2030万ドルに上る。しかし、その成功度合いはドジャースには遠く及ばない」などと指摘。
さらに同メディアは、「ドジャースは資金を賢く使ってきた」と世界一連覇を成し遂げた王者の成功を評しつつ、その座を逃し続けているメッツに対して、主力が次々と流出している今オフの現状も踏まえ、「今やプレーオフを逃した球団を再建しようとする中で、途方もない額のぜいたく税を支払う状況に置かれている」と厳しい言葉を投げかけている。
来季はドジャースからの世界一奪還など“リベンジ”が期待されるメッツだが、今オフもチーム強化で後手を踏んでいる印象は否めない。やはり選手補強などにおいて、どれだけ球団財政を有効活用できるかがライバルとの差を埋めるカギとなるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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