PS逃した金満メッツに「最悪の金食い虫」と非難の嵐 40-40に迫った1147億円男の評価は急上昇「MVP級の成績を残した」

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チームとして厳しい1年を過ごしたソト(C)Getty Images

 失意の1年となった。現地時間9月28日、メッツは敵地でのマーリンズ戦で0-4と完封負け。ワイルドカード争いを繰り広げたレッズとは最終戦を前に83勝78敗で並んでいたが、最後の最後でポストシーズン進出を逃す形となった。

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 39年ぶりの世界一に向けて期待がとてつもなく膨らんだシーズンだった。オフには、フアン・ソトと大谷翔平(ドジャース)を上回る歴代最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)の契約を締結。総年俸3億4000万ドル(約505億円)に及んだ大型補強を展開したが、課題だったチームケミストリーが深まらず。地区優勝を飾ったフィリーズとは13ゲーム差で後塵を拝した。

 試合後はナインの誰もが“失敗”を認めた。指揮官のカルロス・メンドーサは、地元局『SNY』で「腹が立つし、悲しくなる。とてつもないフラストレーションを貯めている」と赤裸々に振り返った。

 ただ、投じた戦力補強に投じた莫大なる予算を考えれば、周囲の失望は計り知れない。地元紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は「3億4000万ドルのメッツはMLB史上最も高額な失敗として記憶されるだろう。彼らは最悪の金食い虫だ」と糾弾。さらに「これは大惨事であり、誰もがそう理解している。この無駄な1年は、最後まで勝たなければならない試合で真価を見せずに終わった」と嘆いている。

 もっとも、大きな期待を背負ったソトは、目に見える結果を残したと言える。開幕約2か月では打率.231、9本塁打、OPS.770とスランプに陥り、「不良債権」とも揶揄された26歳だったが、夏場以降に復調。終わってみれば、打率.263、43本塁打、120得点、105打点、38盗塁、OPS.921のハイスタッツを叩き出した。

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