中日時代は「失望的」 元助っ人チェイビスがレッズとマイナー契約を締結した理由「獲得に大きな問題はない」
中日でド派手なデビューを飾ったチェイビス(C)産経新聞社
約半年で檜舞台への道を開いた。現地時間12月24日、2025年シーズンに中日でプレーしたマイケル・チェイビスが、レッズとマイナー契約で合意。招待選手として参加する春季キャンプの内容次第で、3年ぶりのメジャー昇格となる。
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現在30歳のチェイビスは、「強打の内野手」との触れ込みで、7月に中日に入団。デビュー戦となる7月31日の巨人戦(バンテリン)でいきなり来日1号となる豪快なアーチをかけるなど、打線の起爆剤として期待された。
だが、二軍でこそ打率.293、長打率.415、OPS.762と上々のスタッツを叩き出した助っ人スラッガーだったが、1軍では38試合で打率.171、5本塁打、8打点、OPS.619と低調なアベレージに終始。結局、シーズン終了後に自由契約となっていた。
日本はもちろん、韓国をはじめとするアジア球界でのプレー継続の可能性も囁かれていたチェイビスだったが、最終的には母国でのキャリア再生を図る形となった。
今回の契約について伝えた米移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』は「チェイビスは、短期間の海外滞在を経てメジャーリーグに復帰する」とした上で、打率.171、OPS.619と明確な結果を残せなかったNPB実績に注目。レッズの決断を「このスモールサンプルによる失望をあえて見逃し、元トッププロスペクトであるチェイビスを非ロースターとなるマイナー契約で獲得した」と報じた。





