F1プレシーズン合同テスト最終日にマイクロバスがランオフエリアに進入 あわや大事故の事態に

プレーシーズン合同テストでハプニングが起きた(C)Getty Images
F1のシーズン開幕前最後のテスト機会となるプレーシーズン合同テストの最終日が2月28日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたが、無許可のマイクロバスがコース脇のランオフエリアに進入し、赤旗中断となる騒動が起きた。当時はレーシングブルズの角田裕毅、アルピーヌのピエール・ガスリー、ハースのエステバン・オコンの3台がレーシングコース上にいたというが、大事に至らなかった。26日のテスト初日には施設の停電でセッションが1時間近くにわたって中断。サーキット側の失態が続いた。
【動画】「嘘でしょ?」と解説者も驚き!マイクロバスがコースに侵入した、まさかのシーンを見る
F1の公式戦でも2010年以降に競技車両以外の車両が進入してレース進行を妨げる事態が起きている。13年の韓国GPでは四輪駆動の消防車両がコース上に現れ、F1マシンを先導する事態に。鈴鹿サーキットで行われた日本GPでも14年の大会ではマルシャのジュール・ビアンキがコースアウトし、事故車の処理でランオフエリアにいた重機に激突。ビアンキが命を落とす大事故となった。2022年にも同じく日本GPでガスリーが車両回収車とニアミスする事案が発生した。
1 2