一体なぜ!? ドジャースの名手ロハスが来季限りの現役引退意向を米記者に吐露 涙の告白に広まる衝撃「ここまで波乱万丈だったんだ」
献身的な姿勢でチームを支えてきたロハス(C)Getty Images
銀河系軍団の精神的支柱であったベテラン戦士が一つの決意を固めた。
現地時間10月9日、ドジャースは本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第4戦を延長11回にもつれ込む激闘の末に2-1でサヨナラ勝利。2シーズン連続でのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
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試合後に行われた歓喜のシャンパンファイトの最中、現役引退の決断を下したのは、ユーティリティ内野手のミゲル・ロハスだ。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者のショートインタビューに目を潤ませながら応じた36歳は「俺も、もう36歳になる。ここまで波乱万丈のキャリアだったんだ。そして、ここ4年間は、俺の持てる力のすべてをドジャースに注いできたつもりだ。だから、できることなら、ここでキャリアを終えたいんだ。だって俺は来季限りで引退するから……」と吐露。来季終了と共にグラウンドから去る意向を示したのだ。
大スターと言える華々しい道を歩んできたわけではない。それでも献身的なプレーと類まれなるリーダーシップでチームを支えてきた。2014年にドジャースでメジャーデビューしたロハスは、翌年からマーリンズに移籍。8シーズン過ごした後に、23年にトレードで古巣のドジャースへと復帰していた。
FAイヤーともなる今季はレギュラーシーズン114試合に出場して、打率.262、7本塁打、27打点をマーク。勝負所でのパンチ力のある打撃もさることながら、若手を支えるメンターとしての役割を担い、スター揃いの銀河系軍団における縁の下の力持ちとして奔走した。






