「今季もセンター」ミナシアンGMがトラウトの起用法を明言 専門メディアも「議論に終止符を打った」
怪我に悩まされてきたトラウト。守備での負担を考慮すればDHでの起用も考えられるが…(C)Getty Images
今オフ、エンゼルスは大谷翔平がドジャースへ移籍し、投・打とも再構築が求められている。在籍中、2度のア・リーグMVPに輝いた「二刀流スター」の穴を埋めることは決して簡単ではなく、また、目立った補強の話題も少ないままだ。
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その中で、大谷とともに打線の軸を担ってきたマイク・トラウトも昨季終了時より、トレード移籍やコンバートの噂も囁かれ、その去就が現在もメディアを賑わせている。現地時間1月29日にはヤンキースからFAとなっていたアーロン・ヒックスと1年契約を結んだことを球団が発表。新たな外野手獲得のニュースにより、トラウトの周囲をさらに慌ただしくさせることとなった。
だが、米国内ではエンゼルスのペリー・ミナシアンGMの見解として「トラウトは今季も中堅手としてプレーする」と語ったことが現地メディアを通じて紹介されている。エンゼルス専門サイト『FanNation Halos Today』は現地時間1月30日、米識者のサム・ブラム氏のSNS上でのメッセージを掲載する形で、ミナシアンGMの意向を報じている。
同メディアは、「スーパースター、マイク・トラウトのエンゼルスとの将来をめぐる噂は、オフシーズン中ずっと渦巻いていた。しかし、ゼネラルマネージャーのペリー・ミナシアンは何度もその噂を打ち消してきた」と綴っており、その上で「トラウトがオレンジカウンティに残ることは明らかだが、どのポジションでプレーするかは正確には解らなかった。中堅手アーロン・ヒックスとの契約は、その決定をさらに曖昧にしただけだった」と振り返った。