米最強打者トラウトが“最悪の不良債権”に…343億円以上の巨額支払いを残す33歳を米メディアが糾弾「契約は変更不可能」
相次ぐ故障で実働時間が減少しているトラウト。ゆえに米メディアから厳しい声が飛んだ。(C)Getty Images
偉才にとって屈辱的な1位と言えよう。
現地時間11月29日、米スポーツサイト『Bleacher Report』は、「2025年シーズンに残っている最悪のMLB契約トップ10」と題したランキング記事を掲載。その1位に2019年に12年総額4億2650万ドル(約638億円)で契約を締結したエンゼルスのマイク・トラウトが入った。
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現行契約が複数年残っている選手に焦点を当て、残った支払い額や最近の成績、今後の成績予測に基づきながら、“不良債権化”した大物スターを格付けした同ランキングにおいて、トラウトは近年の成績不振が大きく反映されての1位となった。
かつては3度のMVPにも輝いたメガスターだが、ここ数年は毎年のように故障を繰り返し、21年は36試合、22年は119試合、23年が82試合とフル稼働できていない。一方で契約は2030年まで残し、年俸は3720万ドル(約57億2880万円)。エンゼルスとの間には総額2億2320万ドル(約343億7280万円)もの支払金額を残している。
33歳という年齢もあり、トラウトを「不良債権」と断定した『Bleacher Report』は、「過去4シーズン648試合中わずか266試合しか出場できていない」と厳しく指摘。「明日引退でも5年後に殿堂入りを果たすだろう」とこれまでの功績を称えながらも、こう続けている。