また後払い…エドマンとの契約に使ったド軍の“常套手段”に反発止まず 銀河系軍団に広まるハレーション「野球が台無しに」
ドジャースとの契約延長を決めたエドマン。(C)Getty Images
ワールドシリーズ連覇に向け、ドジャースは抜け目ない強化を進めている。現地時間11月29日にトミー・エドマンと6年目に1300万ドル(約20億200万円)の球団オプションが付帯する5年総額7400万ドル(約113億9600万円)で契約延長に合意したと発表した。
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球界屈指のスターが居並ぶ銀河系軍団にあって、便利屋は稀有な存在だ。メジャー6年目となった今年6月にカージナルスからトレードでドジャースに加入したエドマンは、内外野を卒なくこなすマルチな才能を遺憾なく発揮。故障者が相次いだ野手陣の穴を埋めた。
迎えたポストシーズンでも打率.328、2本塁打、13打点、5盗塁、OPS.862と活躍。メッツとのリーグ優勝決定戦ではシリーズMVPに選出されるなど、勝負強さを見せつけ、ドジャースの4年ぶり8度目の世界一に貢献した。
FAまであと1年を残していた中での契約延長は、それだけドジャースにとって必要なピースであるという証とも言える。
そんなエドマンとの契約延長において一部でハレーションが広まっている。きっかけはドジャースが提示した契約の内容だ。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者によれば、今回の契約全体の約1/3にあたる2442万ドル(約37億6100万円)が後払いになっているという。