「五輪代表にはなれなかったが」伊藤美誠のサウジスマッシュ16強進出に中国メディアも注目「意欲を持っていた」
同メディアは「伊藤美誠と杜凱琹は何度も対戦しており、お互い手を知り尽くしている」と両者の関係を指摘しながら、伊藤については「オリンピック女子シングルスの日本代表にはなれなかったが、再び名を上げたいという意欲を持っていた」とこの試合に臨む心境を読み解いている。
さらに、伊藤が序盤から優位に立っていた試合展開には、「杜もわずかに反撃したものの、伊藤のコントロール能力が素晴らしく、すぐにリードを奪っていた」などと振り返っており、「伊藤はアグレッシブなスタイルにこだわった」とプレーの印象を強調。
他にも、「杜はベストを尽くして戦うしかなかった」と相手が終始、劣勢だったと記しながら、「伊藤は安定したパフォーマンスを維持し、最終的には11-6、合計スコア3-0で勝利し、無事勝ち上がった」と内容、結果を評している。
3回戦はいよいよベスト16の戦い。世界中からの強豪が集う今大会、コンディションの良さを感じさせている伊藤がここからどんな試合を繰り広げるか。非常に楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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