「狂気の沙汰だ」0-2からの逆転劇を演じた驚異の15歳・張本美和を中国メディアも大絶賛「無視できない存在」【世界卓球】
世界的な大舞台でポテンシャルの高さを見せつけた張本。彼女の強さには中国メディアも熱視線を注いだ。(C)Getty Images
日本の新星に、卓球大国も熱視線を向けている。
現地2月23日、韓国・釜山で開催中の世界卓球選手権・団体戦は女子準決勝が行なわれ、日本(世界ランキング2位)は、香港(同6位)と対戦。張本美和、早田ひな、そして平野美宇がそれぞれ難敵を退けて3-0のストレート勝ちを収め、決勝進出を果たした。
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この日、5大会連続でのファイナル進出に大きな貢献を果たしたのが、第1試合に登場した張本だ。15歳とは思えぬ落ち着いた試合運びを披露した彼女は、香港のエースである杜凱琹に7-11、9-11とゲームを連取されて追い込まれるも土壇場で粘る。強烈なバックハンドを幾度となく決め、11-4、11-6と圧倒。そして最終ゲームも11-5で制した。
大物を相手に見事な逆転劇を演じた張本。会場を大いに熱狂させた15歳は、中継局のインタビューを受けたエースの早田ひなからも「格上の選手に0-2から負けていて、3ゲームを取り返す。普通はできない。人間じゃないんじゃないか」と絶賛された。
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