失格処分を受けた加藤未唯の相棒スーチャディは相手ペアに怒りの訴え「スポーツマンシップをイチから学ぶべき!」

タグ: , 2023/6/9

加藤とともに失格処分を受けたスーチャディ(右)。彼女は執拗な抗議を続けた相手ペアへの苛立ちを隠さなかった(C)Getty Images

 世間を騒然とさせた失格処分への反響は広がり続けている。

 現地6月4日、四大大会「全仏オープン」の女子ダブルス3回戦で、加藤未唯/アルディラ・スーチャディ(日本/インドネシア)組はベスト8を懸けてマリエ・ブズコワ/サラ・ソリベストルモ(チェコ/スペイン)組と対戦。第2セットの第5ゲームの途中に加藤の相手コートへの返球がボールガールの頭部を直撃。これがキッカケとなって前代未聞の失格処分を言い渡された。

【動画】波紋を広げた加藤の失格騒動。 物議を醸したボール直撃の瞬間をチェック





 もっとも、当初の判定は失格ではなかった。突然の出来事に泣きじゃくる少女を目にした主審は謝罪もしていた加藤へ「警告」を下していた。がしかし、この裁定に異議を唱えたのが相手ペアだった。

 問題のシーン後に「わざとやったわけではないんです」と釈明をする加藤を見るや、ブズコワは「彼女は血を流している」と主張。さらにソリベストルモも「彼女(加藤)はわざとやったんじゃないの? 泣いてるじゃない」と抗議した。これを主審が聞き入れると、大会のスーパーバイザーも現れて事態は混沌化。最終的に判定は覆り、加藤とスチアディペアは失格処分を受けたのである。

 不当とも言える判定は世界中で物議を醸した。そうしたなかで執拗な抗議を仕掛けたソリベストルモには批判の声が寄せられたが、彼女は「私たちは何も悪いことはしていない」「批判をしている人の大半はコートにいなかった人たち。失格になった理由を理解していない。ルールはルール」とコメント。世間からの猛烈なバッシングを意に介した様子は見せなかった。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム