「彼女が自分で引き起こした」加藤未唯の失格騒動で誹謗中傷を受けたブズコワが母国メディアで本音を吐露「おかしな話」
チェコ・メディア『iROZHLAS』の取材に応じた24歳は、「試合が終わっても彼女(加藤)はずっと話し続けたので、私たちは1週間後にSNSを削除しなければならなかった」と漏らし、こう続けた。
「WTA(女子テニス協会)は敬意を払い、私たちにむしろ中立的な立場でいるようにとアドバイスをしてくれました。審判や他の選手たちに実際の状況を説明したところ、彼らは『憶測で話す必要なんてないよ』と言ってくれました。彼女が自分で引き起こしたこと」
さらに「彼女(加藤)が別の方向に向けていったのだから、おかしな話です」とも訴えたブズコワは、ボールが直撃したシーンについて「最悪だったのは、彼女がゆっくりボールを打って、すぐに駆けつけたように見える15秒ほどの動画がインターネット上にあったこと。実際に彼女が少女の元に謝罪に向かったのは10分後であり、審判と同じタイミングだった」と主張。そして、自分たちが批判を受ける要因となったソリベストルモとの笑顔の会話について、次のように説明している。
「私とサラが話しているときに、私のスペイン語が文法的におかしかったからサラが笑っただけ。それが相手ペアの失格直後に『不適切に笑っている』というようになってしまったのです。事実とはまるで違う」
自らの言い分を世間に訴えた若きチェコ人プレーヤーは、「(SNSの)コメントはまだ読みたくないです……」と吐露。今月2日に更新したインスタグラムにも相次ぐなど、依然として目についてしまう誹謗中傷について「みんな親切にしてくれてはいます。子どもたちが写真を撮りたいって駆け寄ってきてくれるし、私にはいまでもファンはいるんです」と語った。
自身がバッシングに晒された騒動にやりきれない思いを告白したブズコワ。そのストレートな訴えに加藤は何を思うだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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