今オフFA選手ベスト25をMLB公式サイトが発表、菊池雄星は20位、プラスワンでは佐々木朗希が選出
佐々木についてはアメリカでも様々な報道が飛んでいるようだ(C)Getty Images
MLB公式サイトは11月2日、今オフのフリーエージェント(FA)選手ベスト25とプラスワンを選出した。1位は不動の一番人気とも言えるヤンキースのフアン・ソト。日本人ではアストロズの菊池雄星が20位にランクインした。そしてプラスワンの「ボーナス枠」には、ロッテの佐々木朗希がピックアップされた。
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特集を手がけたのは、長く同サイトで活動しているマーク・フェインザンド記者。「昨オフ、ヨシノブ・ヤマモトのメジャー挑戦がし烈な入札合戦を巻き起こしたのと同様の騒ぎを、ササキが海を渡れば再現する可能性を秘めているが、彼の場合は年齢がネックになるかもしれない」。同記者も指摘したのは、海外選手がメジャー契約を結ぶことができない「25歳ルール」。海外25歳以下の選手の獲得にかかる総額は各球団「インターナショナル・アマチュア・サイニング・ボーナス・プール」で規制されている。「オオタニが2017年にエンゼルスと契約した際も、契約金は231万5000ドル(約3億5000万円)に限られた」と7年前のオフを振り返った。
ロッテと佐々木はこのオフ、メジャー挑戦についての話し合いを持つとされている。別の米報道では、スポーツ専門サイト『The Athletic』から、このオフのポスティングシステムの申請は断念したという一報も飛んでいる。先行きは不透明だが「もしポスティングされれば、先発投手のトップクラスの評価を受けるだろう」とし、メジャーリーグにおいても佐々木への注目度は頭一つ抜けている。
佐々木獲得へあたっては、フィットする可能性がある球団として、ドジャース、オリオールズ、ヤンキースの3球団を挙げた。