大谷翔平、山本由伸ら獲得もMLB公式の「2024年パワーランキング」でドジャースは2位「数億ドルを費やしたが、何の保証にもならない」
ドジャースが戦力アップしたのは間違いない。あとはシーズンで証明するだけだ(C)Getty Images
現地1月2日、MLB公式サイトは、2024年シーズンの各球団パワーランキングを発表。今オフにエンゼルスから大谷翔平、オリックスから山本由伸、レイズからタイラー・グラスノーを獲得するなど、ここまで超大型補強を敢行し、注目を集めてきたドジャースは、ブレーブスに次ぐ2位選出となっている。
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同サイトは、「オオタニ、ヤマモト、グラスノーを獲得したからといって、ドジャースがこのランキングで1位になれるわけではない」と前置き。「どこか無敵かのような空気が球界内外に漂っている」とドジャースを評しながらも、「生まれながらに持つ権利としてのタイトルはない」と冷静に指摘した。
さらに、「20年の短縮シーズンにはなかった世界一への切迫感が、今オフにこれほど積極的な動きを見せた主な理由の一つだろう」と分析を続ければ、「このチームは、新加入のスーパースター、オオタニと同じくらいワールドシリーズ制覇を望んでいる」と記述。そして最後は、次のようにまとめられている。
「彼らは、ワールドシリーズ制覇のために数億ドルを費やした。ただ、球史に残る多くの球団が教えてくれたように、それは何の保証にもならない」