「想像以上にハードだった」スランプに悩んだド軍ベッツが漏らした“遊撃手転向”への本音「迷ったり、混乱することがある」
大きなミスもなく、献身的に新たなポジションをこなしているベッツ(C)Getty Images
今シーズンの開幕から苦心が続いてきたムーキー・ベッツ(ドジャース)。そんな32歳のベテランにとって、“花形ポジション”での挑戦は小さくない影響を及ぼしたかもしれない。
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現地時間9月1日、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」を公開したベッツは、ダイヤモンドバックスのヘラルド・ペルドモを招いた回で「本当に難しい」と吐露。今季から本格的に挑戦している遊撃手の難しさを語った。
春先から状態は芳しくなかった。インフルエンザ感染によって約11キロの減量に見舞われて始まった今季のベッツは、コンディション不良による躓きが影響して成績が低迷。「本当にひどい気分になる時もある」と漏らすほどの不振に陥り、シーズン全体での打撃成績は打率.243、12本塁打、OPS.678と芳しくない。
そんなベッツに小さくない影響を与えたと思われるのが、昨オフから本格的にトライしている遊撃手へのコンバートだ。デーブ・ロバーツ監督は「遊撃手のプレーにおいて求められるのは安定性だ。その点で彼の安定性は素晴らしい」と評しているものの、右翼手からの転向とあって守備負担は増加。それによって打撃面の安定が欠けた感は否めない。
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