ベッツが激動の2週間を告白 体調不良で東京シリーズを欠場 11キロ減「東京遠征の2日前から食べ物を口にできなかった」

げっそりとほほもこけてしまったベッツ(C)Getty Images
ドジャースのMVPトリオの1人、ムーキー・ベッツの状態が心配されている。
先の東京シリーズでは体調不良を理由に欠場。チームより一足先に帰国の途についた。
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「自分の病気を苛立たしい」としながら、まだ診断が確定されていないとした上で「東京遠征の2日前から食べ物を口にすることができなかった」と話したという。
チームが日本に到着したのは3月13日の午後。つまり11日から体調不良により食べ物が口にできなかったとすれば、すでに伝えられている11キロの激やせも無理はない。
続けてインタビューの中では、当面は軽めのプレーからスタート、その後ギアを上げていくとしながら、本音が漏れたのはこんな言葉にもあった。
「とにかくプレーしたいんだ」
「座っているのも、吐くのも、こんなことをするのもうんざりだ。とにかくプレーしたいだけなんだ」
強い口調で訴えたとされる。
ベッツといえば自身のプレーへの責任感も強く、フォア・ザ・チームの気持ちも人一倍持っているとされるプレイヤーだ。
今回開幕された東京シリーズにおいても、事前に東京を訪れ、野球教室を行うなど野球振興に対しても真摯に向き合う姿勢を見せていただけに、参加できなかったことにフラストレーションもたまったのかもしれない。
また、今回の体調不良により通常の体重から11キロ減らしたとなれば、プレーへの影響も心配される。
チームは現地27日(日本時間28日)に本拠地にタイガースを迎える。シーズンは長いとあって、日米ファンの間から「本当に心配です」「早く回復に向かいますように」と体調を優先してほしいとの声もSNS上では多くあがっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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