打率.107に、痛恨のマイナス指標も…衝撃のスランプに陥るベッツが漏らす“苦悩”「何かが違う。こんなことは初めてだ」
ついにスタメン落ちも経験したベッツ(C)Getty Images
スランプ克服への道は険しい。ドジャースのムーキー・ベッツは、現地時間7月19日のブリュワーズ戦で、打撃不振が続いていた32歳はついにスタメンを外れた。
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7月1日のホワイトソックス戦以来となる2度目のスタメン落ちは、状態の悪さを案じた指揮官の配慮によるものだった。地元スポーツ専門局『Sports Net LA』などの取材でドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「彼と話をして、精神状態とメカニカルを見て今夜は落ちつく必要があると感じた」と告白。「彼は出場したがっていた。でも私としては一日でも休んでもらいたいと思った。観戦するだけでいい。(オールスターブレイクで)4日間の休みはあったが、球場に来て参加せずに観戦するというのは家にいるのと違う考え方になる」とも明かした。
指揮官が気遣うほどに事態は深刻を極めている。ここまで大谷翔平の後を打つ2番で固定され、90試合に出場してきたベッツは、打率.241、11本塁打、45打点、OPS.688と成績が低迷。さらに直近7試合では打率.107、長打率.143、OPS.304と極端に落ち込み、1打席あたりの得点創出の多さ表す指標WRC+は「-16」と、まさかのマイナスとなっている。
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