逆転勝利のベトナム戦、ブラジルメディアの最高評価は南野拓実「キーパーソンになれることを証明した」【アジア杯】
ブラジルメディア『globo.com』が1月14日、公式サイト上でアジアカップ日本対ベトナム戦での、日本の勝利をレポート。その中で、逆転勝利に貢献した南野に称賛の言葉を並べている。
同メディアは、この日の試合内容を報じながら、2ゴールの南野に対しては、「2022年ワールドカップの後、彼の日本代表でのキャリアは終わったかに見えた」と振り返り、「ダイチ・カマダの代わりに26番目に選ばれた」などと、今大会選出について持論を展開。
その上で、ベトナム戦で結果を残した背番号8を「意外なヒーロー」と称しており、「ミナミノはチャンスを最大限に生かし、トップチームでの競争に火をつけた。ほんの数か月前までは、ほとんどワイルドカードに近い存在だったが、現在も日本代表のキーパーソンになれることを証明した」と活躍を強調している。
さらに、「セントラルMFとして、ピッチ上で最も影響力のある存在だった。2ゴールを決め、ナカムラの見事なシュートをアシストし、その他のゴールへの試みでもGKを苦しめた」と終始、得点への高い意識を持っていたと称えている。
同メディアによる個人採点でも、このゲーム最高評価となる「8.5」を与えており、さらに、森保一監督体制下(2018年~)でのチーム最多となる19得点目(通算20得点)であることなども紹介されている。
まさに、これまで以上の決定力と、勝負強さを発揮した南野。5度目のアジア制覇を成し遂げるためにも、前回大会の悔しさも知るこの男の活躍が不可欠であることは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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