久保建英の”温存”は「レアル・ソシエダを喜ばせた」 スペインメディアは「2戦目も交代要員」と見通し【アジア杯】
久保はアジアカップ初戦で途中出場からアシストをマークした(C)Getty Images
カタールで開催されているアジアカップで、日本代表は1月14日に行われたベトナム代表戦に4‐2で勝利し、初戦を白星で飾った。5度目のアジア制覇を目指す今大会、ベトナム戦では一時リードを許すも4得点を奪っての逆転勝ちと、チーム力の高さが表れた内容となった。
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だがその一方で、大会前からの負傷が完治していない主力選手もメンバーに名を連ねている今回の日本代表。三笘薫、冨安健洋などはチームに帯同しながら回復を図る形となり、森保一監督も出場時期の見極めに慎重を期すこととなる。
そして久保建英も、所属クラブでの疲労を抱えた中での大会参加だったものの、ベトナム戦では後半39分から出場。その直後、チーム4点目となる上田綺世のゴールをお膳立てしている。コンディションが不安視された中、ピッチに立った直後でのアシストで格の違いを見せつけた。
日本のキーマンに位置付けられるだけに、先発、途中出場など2戦目以降、背番号20がどのようなタイミングでピッチに立つか注目されている。そして、レアル・ソシエダの主力プレーヤーでもある久保に対し、スペインメディアもその動向を追い続けているようだ。
サッカーサイト『El GolDigital』は1月16日、代表チームに加わった久保の現状を伝えるトピックの中で、シーズン途中でのアジアカップが「怪我の懸念をさらに高めることになる」と不安視しており、「レアル・ソシエダが最も恐れているのは、クボが日本代表で負傷することだ」と綴っている。