まさかの2位通過も“悠長”な指揮官に批判! 日韓戦を逃れた韓国代表を母国紙が糾弾「深刻さを全く理解していない」

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 確かに韓国は、ポゼッション率81%、総シュート本数18本で相手を凌駕。大黒柱ソン・フンミンを軸に攻めに攻めた。しかし、局面でマレーシアイレブンが身体を張った守備を披露。時折、魅せるカウンターも鋭さがあった。

 とはいえ、明らかな格下であるマレーシアに苦戦を余儀なくされた状況は、アジア制覇に向けて芳しくはない。ゆえに国内では、どこか悠長な指揮官に厳しい意見が寄せられた。日刊紙『朝鮮日報』は、「韓国中がショッキングな結果となったが、クリンスマン監督はただ“虚勢を張る”だけだった。彼は状況の深刻さを全く理解していない様子だ」と糾弾。さらに「単に結果だけの問題ではない。プロセスが間違っているんだ」と指摘した。

「戦術は『イ・ガンインを頼む』『キム・ミンジェを守れ』という感じで、全くもって一貫性がなかった。批判されるのは当然だった」

「状況は深刻だ。韓国は今大会で64年ぶりの優勝を狙っている。クリンスマン監督も就任以来、ずっと『アジアカップ優勝』を叫んできた。しかし、そうした強い想いも現況を見るに空虚なものでしかない。最も大きな問題は、指揮官が事の深刻さを知らないように見えるという点だ」

 何とか決勝トーナメント進出は決めた。それでも、手厳しく批判される韓国イレブン。この逆境をはねのけて勝ち進めば、森保ジャパンとの対戦の可能性も浮上するが、果たして。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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