試合巧者だったイランに屈した森保ジャパンは「負けて当然」 中国メディアが痛恨の敗北を辛辣批判「いったい何をしている?」
イラン守備陣の強固な守備を前に、久保も良さを活かしきれなかった。(C)Getty Images
ベスト8で散ったサムライブルー。その敗北に衝撃が広まり続けている。
現地時間2月3日、カタールで開催中のアジアカップの準々決勝で日本代表はイラン代表と対戦して1-2の逆転負け。13年ぶり5度目の優勝を目指したが、ベスト8で夢は儚く散った。
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試合後のフラッシュインタビューで遠藤航は「アジアの戦いは厳しいと改めて思い知らされた大会でした」と吐露。そして、「今日に関して言えばイランの方が上だったと言わざるを得ない」と断じ、自分たちの不甲斐なさを嘆いた。この主将の言葉通り、イランはタフで、試合巧者だった。
28分に守田英正のゴールで先手を取った日本だったが、球際での肉弾戦を厭わない相手守備陣に手を焼いて追加点は奪えず。55分に速攻からエースのサルダル・アズムンにラストパスを出されてムハンマド・モヘビに同点弾を決められると、その後もフィジカル勝負を仕掛けられ、後手に回る時間が続いた。そして後半アディショナルタイム4分に精彩を欠いていた板倉滉がPKを献上。これをアリレザ・ジャハンバフシュを豪快に蹴りこまれて、趨勢を定められた。
中2日というタイトなスケジュールで真価を問われた一戦だった。これに敗れた日本には、隣国メディアからは厳しい声も寄せられている。中国スポーツポータルサイト『新浪体育』は「日本は怠惰なプレーが目立っていた。『負けて当然』と言わざるを得ない内容だった」と糾弾。そして、「現在の日本には信頼に足るエースが欠けている。これは大きな問題で、韓国と比べてみれば違いは歴然だ」と断じた。