2戦12-0で羨ましい森保ジャパンの“余裕” 韓国メディアが日韓両代表の差に嘆き「日本の実力には驚くしかない」
森保監督の下で順風満帆の快進撃を続けている日本。(C)Getty Images
森保一監督率いる日本代表は、順風満帆と言っていい歩みを進めている。
2026年に米国、メキシコ、カナダの3か国共催で行われるワールドカップへのアジア最終予選では2連勝スタート。それもホームで中国に7-0、アウェーでバーレーンに5-0と、これ以上にない最高のスタートを切った。
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かつて「永遠の課題」と揶揄された得点力への不安は微塵も感じさせず、目下、敵なしの強さを誇る日本。そんなサムライブルーとは対照的に苦戦を強いられているのが、韓国代表だ。
この最終予選も船出は芳しくない。パレスチナ代表との開幕節をスコアレスドローで終えると、オマーン代表戦でも得点力不足の感は否めず。最終的に3-1で勝利したものの、82分にソン・フンミンが勝ち越しゴールを奪うまで苦しい展開が続いた。
さらに韓国サッカー界では、今年7月に代表監督に就任したホン・ミョンボ監督の選任過程に問題が発生。不透明な金銭のやり取りがあったとして大韓サッカー協会の関係者が文化体育観光部から監査を受ける一大スキャンダルへと発展した。
ピッチ内外で問題が尽きない現況に国内メディアも嘆くしかない。日刊紙『毎日経済』は「アジアに緊張感はないという日本の自信。韓国は呆れ顔」と銘打った記事を掲載。その中で日韓両代表の現状をふまえて「アジアの強者を巡って争ってきた永遠のライバルである韓国代表と日本代表を取り巻く雰囲気は劇的に異なっている」と論じた。