森保ジャパンの試金石となる10月のブラジル戦 中国メディアも注視「チャンスは確かに存在する」
攻撃の核となる三笘と久保の起用法にも注目が集まる(C)Getty Images
森保一監督率いる日本代表がおよそ3年ぶりにカナリヤ軍団と相まみえる。
今月26日、日本サッカー協会が10月14日に東京・味の素スタジアムで日本対ブラジルの国際親善試合を行うと発表した。史上最多5度のワールドカップ(W杯)優勝を誇るサッカー王国をホームに迎える一戦は、来年の北中米W杯で大会初制覇を目標とする森保ジャパンにとって、この上ない試金石となる。
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秋には国内外で強化試合が多く組まれている中で、このブラジル戦も勝敗とは別に、チームのさらなる底上げが主な目的の1つであることは言うまでも無い。だが何よりも、このタイミングで世界王者の歴史を擁する強豪国とのカードが組まれたという事実は、日本が頂点を目指す上での意気込みを示す揺るぎない姿勢とも捉えられる。
世界上位への歩みを進める日本サッカーの強い意気込みは、海外メディアの反応にも映し出されている。中国ポータルサイト『捜狐』は8月29日、特集記事において日本とブラジルの対戦が決定したことを伝えた。その記事には、「青きサムライはW杯へ向け着実に歩を進める」などと銘打たれている。
トピックでは、森保ジャパンの足跡を振り返り、「日本代表が世界王者を目指すという夢は、ずいぶん前から掲げられてきた。アジアという“主流ではない”大陸において、そんな目標を口にすることは、確かに一見すると荒唐無稽に聞こえるかもしれない。だが、青き侍のここ数年の成長と努力は誰の目にも明らかであり、その上昇傾向は極めて前向きなものだ」などと主張。続けて、「したがって、この流れを維持できれば、その夢を追いかけるチャンスは確かに存在する」と綴っている。






