教えます!ボクシングの動き!!~名門ボクシングジムの松本トレーナーに聞いた

タグ: , 2017/11/28

教えます!ボクシングの動き!!

 今回指導してくれたのは、数多くのチャンピオンを育て上げ、子どもから一般の方達も指導する松本好二トレーナーにその良さを改めて聞いた。

 これから紹介していく正しいパンチの打ち方を学んで、効果的なトレーニングを始めてみましょう。
鏡の前でフォームをチェックし、慣れてきたらステップも入れていきます。ボクサーは相手を想定しながら動くものですが、体を動かしたいだけの人は、気持ちよく動けばいいでしょう。

構え方 基本のスタンスは肩幅

◆◇◆スタンスの“コツ”◆◇◆

 両足の幅、基本のスタンスは肩幅で、重心は真ん中に置きます。個人差があるので、スタンスと重心は動きやすいように調整してください。

 右手はあごの横に置いて脇を締め、左手はひじを90度くらいに曲げて右手よりやや高い位置に置きます。両腕を上げているだけで、腕や肩に負荷がかかります。

左ジャブ 絞り出すように打つ

◆◇◆左ジャブの“コツ”◆◇◆

 左ジャブは脇が開かないように、まっすぐ打ちます。拳をひねりながら、絞り出すように打つことがポイント。その際、腕だけで打つのではなく、お腹を締めて重心を移動させ、体全体で打ちましょう。

右ストレート 骨盤と肩を連動させて打つ

◆◇◆右ストレートの“コツ”◆◇◆

 右ひじを脇につけて構えた姿勢から骨盤を回しながら右足で床を蹴り、肩を回して右ストレートを打ち出します。骨盤(腰)と肩を連動させ、右足の蹴りで生み出した力を腕へと伝えることがポイント。

 腕だけでなく、上半身と下半身を連動させましょう。そうすることによって、ウェストを引き締める効果につながります。左ジャブに続けて右ストレートを打つと「ワンツー」になります。

左フック サイドから打ち込むイメージ

◆◇◆左フックの“コツ”◆◇◆

 左フックは腰を回してワンツーを打った後、腰をもとの位置に戻す動きを利用して出すと打ちやすいです。
右ガードを下げないように、左ひじを水平にして、相手の顔面にサイドから打ち込むイメージで打ちます。
前に出した左足を軸に、重心をのせて打つのがポイント。ひざを柔らかく使い、次の動作にすぐ移ることができるようにしましょう。

右フック ストレートと違う軌道で打つ

◆◇◆右フックの“コツ”◆◇◆

 オーソドックススタイル(右構え=左足が前)の人は、振るような右フックはあまり使わないですね。
「右クロス」と呼ばれるパンチが一般的です。まっすぐに伸ばす右ストレートは違う軌道で、相手のサイドから打ち込むパンチです。

アッパー 初心者には難しいパンチ

◆◇◆アッパーの“コツ”◆◇◆

 アッパーはある程度のレベルにきた選手にとっては有効なパンチですが、初心者には難しいと思います。

私が示している写真のように、ガードが下がったり、バランスを崩しがちだからです。ほかのパンチが上達していく中で、チャレンジしてみてください。

ジムワーク(パンチングボール/サンドバック打ち/ミット打ち)

パンチングボール

リズミカルにゴムでつながれたボールを弾いていく。

サンドバック打ち

力いっぱいパンチを打ち込むことで、ストレス解消にもなる。

ミット打ち

トレーナーとコミュニケーションをとりながら進める。
爽快感とともに、上達を実感できる練習だ。

 以上、いかがでしたか?ポーズを真似してみたあなた、ぜひ体験しに行ってみましょう!

 ※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

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