ハンク・アーロン氏が死去 バイデン大統領からも追悼声明「正義のため恐れず誇りを持ち、模範を示した。」
追悼の輪は球界にとどまらず、スポーツ界に、そして全米へと広がっていった。NBAの元スター、マジック・ジョンソンは、アーロンさんがルースの記録を破った日を「自分がどこにいたかまで覚えている」と述懐。「米国の英雄、象徴」と憧れだった存在の死を偲んだ。また就任間もないジョー・バイデン大統領も声明を発表した。
「正義のため恐れず誇りを持ち、模範を示した。人種差別の悪意を止めた。記録を追うだけでなく、より良い人間になることを手助けしてくれた」
折しも米国は、ドナルド・トランプ前大統領が残した分断社会のまっただ中にある。そこに容赦なく新型コロナウイルスの猛威が降り注いでいる。日本社会も対岸の火事ではなく、その後を追っている。こんな時代だからこそ、アーロンさんのような英雄が必要とされていた。レジェンドの死を悲しむと同時に、世界中の人々は改めて自分の胸に問い直す必要があるのかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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