今季出場1試合の和製大砲に揺るがぬ関心 米記者が指摘した“争奪戦の可能性”「日本人の多くは投手の方が通用しやすい」
上半身のコンディション不良から復帰に向け、歩みを進めている村上。(C)CoCoKARAnext
飽くなき探求心を抱く侍はいかなるキャリアを歩むのか。苦心の続くヤクルトの村上宗隆のそれだ。
「来年はアメリカに挑戦することを自分の中では決めています」
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そう意気込んで迎えたプロ8年目のシーズンは、決して順風満帆ではない。今月27日に、約2か月ぶりとなる屋外でのフリー打撃を再開させた村上は、今シーズン開幕直後に上半身のコンディション不良を訴え、1軍出場がわずか1試合のみ。4月17日の阪神戦で故障を再発させ、翌日に再調整を命じられてからは2軍で慎重に調整を続け、実戦出場すらしていない。
怪我によるコンディション不良による影響は計り知れない。以前よりもメジャーリーグ球団のスカウトたちの評価が揺らいだ可能性も否定はできない。ただ、かねてから球界最高峰の舞台を目指してきた25歳の特大のポテンシャルは完全に消えてわけではない。現地時間6月26日には、米メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン氏が、同メディアのYouTubeチャンネル内で「ムネタカ・ムラカミは、このオフシーズンに話題になるはずだ」と紹介。来季のポスティング移籍が球団からも了承されている村上への関心は改めて強調した。
村上のポスティングについて「本当に興味深い。なぜならメジャーリーグのチームが彼のポテンシャルを信じるかどうかっていう話になるからだ」と指摘。「獲得するためには、ムラカミに光るものがあると本気で信じないとダメだ」と説き、若き和製大砲に対する自身の見解を口にした。






