「ヤンキース・村上宗隆」の誕生か 米局が“ジャッジ不在の課題”に直面する名門入団を推挙 契約金275億円超えの“爆騰”は確実か
ヤクルトを離れ、メジャーリーグへと移籍する村上(C)産経新聞社
果たして、どれだけの価値となるのか――。今オフのメジャーリーグ移籍を目指し、すでにポスティングシステムの利用がMLBに受理され、正式公示に至った村上宗隆(ヤクルト)だ。
【動画】フルスイングせず打球はスタンドイン!村上宗隆が逆方向へ驚愕の一発
25歳の和製大砲を巡る去就報道は、これまで以上に加熱の一途を辿っている。米国内でも、すでにあらゆるメディアが「今オフのFA市場の目玉」として村上をクローズアップ。注目される移籍先の予測を多角的に展開している。
新天地の予測は枚挙に暇がない。そうした中で米有力スポーツ専門局『FOX Sports』は、「長期契約を結ぶ可能性がある」としてヤンキース入団を推挙した。
MLB屈指の名門は、昨オフにフアン・ソト(現メッツ)との再契約に失敗。今冬は、2年連続MVPに輝いた大砲アーロン・ジャッジと並ぶ打線のコアとなる大砲の獲得を模索している。そうした意味で、メジャー経験はゼロとはいえ、特大のポテンシャルを秘める左打者の村上は「最適解」になり得る。
村上について「次の大物になるかもしれない」と説く『FOX Sports』は「『アーロン・ジャッジのいない打線はどうなるんだ?』――これは、ジャッジが歴史的な打撃を続ける中、ヤンキースを攻撃面で批判する材料として使われてきた問題だ」と指摘。大砲不在時に火力不足に陥る現状をふまえ、村上がフィットする可能性を論じた。





