ヤクルト・主砲村上宗隆 打撃以外で「気になる部分」
一方、村上においては打撃以外でも気になる部分が指摘されている。味方が得点した直後の9回表の攻防。ヤクルトバッテリーは二死まで追い込むも、代打で出たウォーカーの三塁線の当たりを村上がファンブル。難しい当たりではなかったがボールが手につかず、投げられなかったことで出塁を許した。巨人はこの村上のエラーを契機に、塁を埋め、二死満塁までいったとあって、失点につながるミスになりかねなかった。
せっかく反撃ムードができていたところに水を差すとあって、村上のこの守備にはテレビ中継の解説を務めたヤクルトOBの五十嵐亮太氏も「エラーを責めるのは難しいですが、3人で切りたかったところ」と投手陣の立場に立って、苦言を呈した。ネット上でも「村上のエラーはお腹いっぱい」「攻撃のリズムが悪くなる」など、悲鳴にも似たつぶやきがあふれた。
村上の失策「8」(17日現在)は12球団、全ポジションの中でも最多となっている。これまでの内容もファンブル、送球エラーなどイージーミスが目立つとあって、厳しい目が向けられている。
ヤクルトはこの敗戦で5位に転落。まだあせる時期ではないとはいえ、目指すリーグ3連覇に主砲の働きは欠かせないピースとなる。攻守で巻返せるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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