侍の4番候補 ヤクルト村上宗隆は何がすごいのか 球界OBが徹底解説
村上の選球眼の良さについては以前から指摘されていた。並みいる強打者の中でも四球が圧倒的に多く、昨年はリーグトップの118四球を選んだ。リーグ2位の巨人・丸佳浩外野手(33)の80四球と比べても「好球必打」がしっかりできていることがわかる。
さらに高橋氏は村上に関しては「これがいつまであの形でできるかって見てみたいですね」と語ると掛布氏も「村上選手のスタンスがどう変化していくのかはすごく興味ある。年取ってくるとあの(スタンスの)広さだと回らないでしょ?」と指摘。続けて「当然、彼はメジャーに行く選手だと思うんだけども、どこでどう自分のベストのバランスを作っていくのか、すごく興味深いんですよね」と今後のプロ人生の道程に思いをはせる場面も。
また掛布氏は村上に関して「左腕で押し込む感覚を持っている」ことにも着目。この感覚は現役時代の掛布氏、高橋氏も共通の感覚を持っていたとした。
球界OBも絶賛する日本の若き主砲は3月のWBCでどんな姿を見せてくれるのか。今から楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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