侍の4番候補 ヤクルト村上宗隆は何がすごいのか 球界OBが徹底解説
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3月に控えるWBCでは4番候補と見られる、ヤクルトの若き主砲、村上宗隆内野手(23)が連日、快音を響かせている。
3日、沖縄・浦添市で行われているキャンプのフリー打撃で「スコアボード破壊弾」を放ち、周囲の度肝を抜いた。3日連続のランチ特打を行った村上は72スイング中、24本のさく越えを披露。その内の54スイング目の打球はぐんぐんと伸びて、バックスクリーンの電光掲示板を直撃。その直後は掲示板の一部が何も表示できない事態に陥ったという。連日、特大弾を放つなど、キャンプインまもない時期ながら、順調な仕上がりを見せている。
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前日2日は自身の23歳のバースデーを迎えた。3月のWBCにむけては「しっかり合わせて世界一奪回を獲れるように頑張りたい」ときっぱり。2年連続三冠王に関しても「目指さないとおかしい」と高い目標を掲げている。
今季でプロ6年目のシーズンを迎える。めざましい活躍を続ける若武者を球界OBはどう感じているのか。
1月28日までに更新された阪神OBの掛布雅之氏のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』に出演した巨人軍前監督・高橋由伸氏が村上のバッティングのすごさについて語る場面があった。
まず掛布氏が「あのスタンスの広さで、あれだけ腰が回転できるって若さですよね」と話すと、高橋氏も同意した上で「よくあれだけ大きなスタンスで、回転もそうですし、(ボールとの)距離もうまく取れるなって。なおかつボールの見極めもいいんですよ」と選球眼の良さについても言及した。