不振の村上宗隆の復調はもうすぐ?球界OBが感じた兆し「意思がバットに伝わっている」
三振の多さは気がかりだが、村上は徐々に調子を上げているようだ(C)Getty Images
昨年のセ・リーグ三冠王の村上宗隆はWBCの序盤こそ苦しんだものの、準決勝では逆転サヨナラタイムリーヒット、決勝では貴重な同点ホームランを放つなど勝負所で仕事をした。しかし、良い流れでシーズン入りしたが、打率。151と大苦戦。ホームラン2本とトップの中田翔(7本)と比較すると寂しさを感じる。
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特に深刻さを感じる数字は三振率。今シーズンの三振数は107打席中41で三振率は38・3。昨シーズンの三振率20・9(612打席中128三振)と比較するとほぼ倍。直近5試合のうち4試合でも“マルチ三振”を記録している。
長いトンネルから抜け出す兆しが見られない村上ではあるが、今後も沈黙したままなのだろうか。現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した野球解説者の高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで「三冠王獲って次の年に下手は打てないじゃん。そういう自分の成績に対してのプレッシャーもある」「WBCで大谷に衝撃を受けて、ダルビッシュに『こういうことやらないと大谷には近づけないよ』って」と語り、不調の原因が村上自身のメンタルにあると話した。
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