熱愛報道なんの!ヤクルト・村上宗隆の「大物伝説」
今季もチームの中心にいる村上。(C)Getty Images
正に千両役者だ。11日のDeNA戦に「4番・三塁」で先発出場したヤクルト・村上宗隆が開幕戦以来となるアーチをかけた。試合前には熱愛騒動も注目を集めたが、そんな日にしっかり結果を出す大物ぶりを示した。
初回二死二塁、相手先発、浜口遥大の高め直球を捉えると打球はぐんぐんと伸びて右中間に先制の2号2ランをマーク。開幕戦以来となるアーチでチームを勢いづけると、試合後のお立ち台でもファンをわかせた。
11日発売の「女性自身」に女子プロゴルファー原英莉花との熱愛が報じられた。お立ち台でもファンから真偽を聞く声が出たところ、「いろんな情報がありますけど、そこに惑わされずに。最近、家の周りに週刊誌の車がたくさん止まっている。ちょっといきづらいのですが、僕を信じてついてきてください!頑張ります!」と返答すると、ファンから喝采を浴びた。
熱愛が報じられた原とは「仲のいい友達の一人」と交際を否定、野球に集中する姿勢を示しているが、報道当日にアーチをかける「不動心」で逆にメンタルの強さをアピールすることになった。
昨年、令和初の三冠王に輝いた村上の「大物伝説」には暇がない。3大会ぶりの優勝に輝いたWBCでは終盤まで不振に悩まされながら、準決勝で決勝打、決勝でアーチをかけるなど土壇場の強さも光る。すでに次回のWBCでも4番を目指すと公言。投打二刀流で米球界でも「ユニコーン」といわれる大谷翔平に憧れではなくライバル心を持つなど、ギラギラした姿勢が成長につながっているといわれている。