「NPBでのコンタクト率の低さを懸念」なぜ村上宗隆に大型オファーは届かなかったのか 2年契約に米メディア考察「より巨額な契約を勝ち取る戦略」
ただ結果として2年と短期契約になった裏には「多くの球団が、村上選手のNPBでのコンタクト率(ボールにバットが当たる確率)の低さを懸念」と三振の多さが足を引っ張り、長期の大型契約を躊躇したとする。
一方、記事の中では『ESPN』のジェフ・パッサン氏が複数のチームが村上に対し、年俸を低く抑えた形の長期契約を提示しながら、村上サイドはこれを選ばなかったとした。
2年という短期契約のメリットとして「村上がメジャーで自分の地位を確立できれば」、スラッガーとして1番いい時期の28歳シーズン前にFA権を獲得できるとして、「彼が中軸のパワーバッターとして潜在能力を証明すれば」、今後迎えるFAの時期にはるかに大きな報酬を得る可能性が高まるとし、これはいわば「より巨額な契約を勝ち取る戦略」と見る。
またホワイトソックスは2025年シーズンもア・リーグ西地区最下位と近年低迷しているが、MLBでキャリアを始めるにあたって「プレッシャーの少ない環境」であることもプラスに働くとされる。
新天地では、一塁手としての起用が見込まれている。
現地時間22日に会見が開かれる予定。果たしてどんな意気込みを語るのか。日本が誇る大砲がいよいよ海を渡る。来季のパフォーマンスも注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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